Kolstein松脂の歴史

Kolstein Music, Inc及びSamuel Kolstein & Son, Ltd. Violinmakersの創設者であるSamuel Kolsteinは、現状分析の結果、現代のバイオリン奏者、ビオラ奏者、チェロ奏者が、それぞれの楽器のために調合された調和の取れた松脂を強く求めていると確信するに至りました。

Kolsteinは、Kolsteinの松脂を現在の水準まで引き上げた製法を確立するため、1960年代初頭に、化学分析についての文献を勉強したり、最先端の化成品会社の化学技術責任者達と話し合ったり、配合サンプルを用いた数え切れないほどの長時間の実験に取り組んだりして、長い苦難の時代を過ごしました。


Barrie Kolsteinは、有名なベース奏者Orin O’Brienに師事していた若き日を思い出します。
ニューヨーク行きの列車に乗って毎週のレッスンを受けに行くときに、Orinに試してもらい、ニューヨークフィルの彼の同僚にも渡してもらうため、Samuelに冷凍庫で冷やして十分に固めておいてもらったサンプル松脂を持って行きました。

この、おそらくあまり洗練されていなかった松脂を生産していた日々を経て、一流のバイオリン奏者、ビオラ奏者、チェロ奏者及びベース奏者から素晴らしい評価を得るに至り、この日々があって、現在では世界の標準的な松脂の一つとされるKolstein松脂を開発する重要な方向性が決まったのです。

Kolsteinは、個々の楽器に合わせて調合された「Kolstein’s Formulation Supreme 松脂」を、それぞれの弦楽器奏者に提供することで、この問題を解決してきただけでなく、チェロ奏者であれば「ノーマル」とやや粘りのある「ミディアム」から、ベース奏者であれば「ハード」、「オールウェザー」及び「ソフト」から、奏者の要望に合わせて選べるようにしてきました。

長年に渡る研究と実験で多大な労力を費やしてきた結果、Kolstein Musicは、個々の楽器と個々の奏者の要望に合わせて調合された松脂を作り上げました。

Kolstein松脂の製造過程では、「Kolsteinが開発した製法に厳格に従い正確に調合された最高の原料を、均一に固まるよう、かつ、熱で割れないようシリコンの型に注ぎ、必ず決められた時間を置く」という、とても厳格な生産管理がなされています。

「Kolstein’s Formulation Supreme 松脂」の包装のデザインも、奏者の使い易さを考えて決められました。バイオリン用、ビオラ用、チェロ用は、セーム革様の素材にも負けないリントのクロスと保護性能の高い付け外し可能なキャップが付けられ、松脂が入る素敵な金色の容器は、十分な大きさがありながら、いろいろなバイオリン、ビオラ及びチェロのケースやバッグに邪魔にならずに楽に収まります。

Kolsteinベース松脂は、包装の改良がなされ、現在では、ベース奏者が塗付の際にシリコンを巻き下げて簡単に松脂を露出させることができるシリコン容器に入っています。保管の際には、シリコンを巻き上げて松脂を保護します。この容器は、本当に素晴らしく、この容器により、Kolsteinのベース松脂は、大きく進化しました。

Kolsteinの松脂は、バイオリン用、ビオラ用、チェロ用、ベース用のいずれも、経年による乾燥や結晶化が生じないため、しっとり感が長続きします。その結果、いつでも弓に塗りやすく、また演奏時に弦や楽器へ粉が飛び散るのを抑えられます。

Kolsteinは、素晴らしい配合により、強くむらのない引っ掛かりがあり、力強さが長続きし、粉が極めて飛び散りにくい「Kolstein’s Formulation Supreme松脂」により、弓や楽器の性能を引き出すために特別に調合された松脂を求める違いの分かる奏者の要望に応えてきました。

その品質が高く評価されてきた古くからある素晴らしい松脂メーカーがなくなっていったことにより、違いの分かる奏者の要望を満たす必要性が高まってきました。プロ奏者達の要望を満たすための40年以上にも渡るひたむきな研究開発の結果生まれた「Kolstein’s Formulation Supreme松脂」は、奏者の要望が満たされていない隙間がどこにあるのかを把握し、むらのない引っ掛かりがあり、力強さが長続きし、包装も優れた素晴らしい松脂を奏者に提供してきました。

「Kolstein’s Formulation Supreme松脂」により、奏者は、豊かな音質を得ることができ、他の松脂のように、特定の地域的あるいは気候的な条件により、弓毛の上でザラついたり、ベトついたりすることがありません。