
アルトホルン AH-600
アドルフサックスが考案したサクソルン属の楽器で、アルト音域を担当するアルトホルン。
より豊かな音色を求めて管のボアも太く、全体の設計も大ぶりな英国スタイルの設計を採用しました。
管のボアがトランペットやコルネットに近いステューデントモデルのアルトホルンと違い、合奏時にトランペットやコルネットとの音色の差をはっきり出すことができます。
小学校の金管バンドだけでなく、英国式金管金管バンドにチャレンジする方にも最適です。
サクソルン族の楽器
| モデル | AH-600 |
| 税抜価格 | ¥85,000 |
| 税込価格 | ¥93,500 |
| 調子 | E♭ |
| バルブシステム | 3ピストン |
| ボアサイズ | 約12mm |
| ベルサイズ | 約205mm |
| 仕上げ | クリアラッカー |
| 本体重量 | 約1,600g(マウスピース含まず) |
| 本体外寸 | 約53cm×28cm×20.5cm |
| ケース外寸 | 約59cm×35cm×26cm |
| セット内容 | セミハードケース、マウスピース、付属品 |
初心者だけでなく、英国式金管バンドへの挑戦も考慮して開発されたアルトホルン。
より豊かな音色を求めて、英国スタイルの設計を採用。
ピストンには耐久性の高いステンレスピストンを採用。
安定したピストンアクションを実現します。
ベルを含めたメインのパーツを真鍮製としながらも、抜き差し管内管は適度な抵抗感を生む洋白製を採用。
これらの素材と英国スタイルの設計を組み合わせることにより、まろやかな中にも豊かなサウンドを生み出します。
素材
抜差管の素材は、「外管:真鍮製」「内管:洋白材」を採用。
明るく豊かな倍音の中に、ヨーロピアンなまろやかさが加わります。
3番抜差管にライヤー(譜ばさみ)を取り付ける台座も付属。
※J.Michaelにライヤーの取り扱いはございません。
ピストンには耐久性の高いステンレス素材を採用。
軽量な設計のピストンボタンとステンレス製バネを組み合わせる事により、軽快なアクションを生み出します。
また、笠ネジ・底ネジにも軽量タイプの物を採用。
発音のレスポンスが向上し、輝かしい響きに貢献します。
アルトホルン本体、専用セミハードケース、マウスピース、クリーニングクロス、取扱説明書、運指表、保証書、メーカー3年サポート「お客様カード」
管体の素材である真鍮や洋白は、そのままでは時間の経過や手の油等で変色(サビ)していきます。
そのため、多くの楽器にはそれを防ぐためにラッカー塗装やメッキが施されています。
これらのラッカーやメッキは、表面を保護するだけでなく、音色の変化にも効果をもたらします。
また、使用するラッカーやメッキの種類によってもその変化は異なりますので、ご自身のご希望に近い効果をもたらす仕上げを選びましょう。
- ノーラッカー:
もっとも金属の鳴りを感じることができる仕上げ。 - クリアラッカー:
ノーラッカーに比べてやや締まりがあり、ふくよかで明るい音色。 - ゴールドラッカー:
クリアラッカーよりパワフルな音色。 - 銀メッキ:
クリアラッカーより豊かで暗めの音色。 - 金メッキ:
銀メッキよりきらびやかな音色。
金属製管楽器の素材は、大きく真鍮・洋白が使用され、管体のほとんどは真鍮で作られています。
真鍮は、銅と亜鉛の合金で、銅成分の含有量によってイエローブラス・ゴールドブラス・レッドブラスに分かれ、使用される素材・場所によって、それぞれ演奏時の音色に違いが現れます。
※洋白:ニッケル・銅・亜鉛の合金
- イエローブラス:
銅が60-70%の合金。輪郭がはっきりした、明るい音色。 - ゴールドブラス:
銅が約85%の合金。太く豊かな音色。 - レッドブラス:
銅が約90%の合金。柔らかく落ちつきのある音色。
ベル先端の巻き部分(カーリングとも呼ばれます)には、響き線と言われるワイヤーを入れるタイプと入れないタイプがあり、楽器全体の設計思想によってどちらかが選択されます。
- ノンワイヤービート(主に初心者モデルに採用):
カーリング内に響き線が入っていないタイプ。より奏者に近いところで音が響くため、奏者にとって自分の音のモニターがしやすくなります。 - ワイヤービート(主に高級機種に採用):
カーリング内に響き線が入っているタイプ。より音が遠くに響く様になります。また、中に入れる響き線の素材によって、音色や響き方が変わります。 - ソルダード:
ワイヤービートのカーリング部分に半田を流し込んだタイプ。より音が遠くに飛ぶようになり、音色や響き方が変わります。
アルトホルン、テナーホルン、バリトン、ユーフォニウムなどは、サックスの生みの親であるアドルフサックスが考案した楽器が発達してきたもので、サクソルン属と呼ばれます。
これらはサックス同様に、統一した編成を前提に考案・発達してきたもので、サックス同様に受け持つ音域によって楽器が分けられています。
また、サクソルン属の楽器と同じ名前で呼ばれても、時代や国によって異なる楽器を表す場合があります。
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アルトホルン:
コルネット(トランペット)より5度低く、バリトンより4度高いE♭管の楽器で、サクソルン属ではコルネットとバリトンの間を担当します。
トランペット奏者やホルン奏者が持ち替えて吹くこともあります。
日本やアメリカではアルトホルンと呼びますが、イギリスではこの楽器をテナーホルンと呼びます。
サクソルン属の楽器として統一した編成を前提に発達してきた経緯から、英国式金管バンドでフレンチホルンを使用せず、アルトホルンが使用されます。
日本では小学校の金管バンド、英国式金管バンドで主に使われます。 -
テナーホルン:
イギリスではアルトホルンをこう呼びます。
上で書いたように、日本やアメリカではアルトホルンのことを指しますが、アメリカでは、ときどき下のバリトンを表す場合もあります。
また、ドイツなどのヨーロッパではまったく違うBb管の楽器のことをテナーホルンと呼ぶ場合があります。
日本であえてテナーホルンという場合は、このドイツの楽器を指す場合もあります。 -
バリトン:
ユーフォニアムと同じ音域のB♭管で、3本~4本ピストン式の楽器です。
サクソルン属ではアルトホルンとチューバの間を担当します。
ユーフォニアム奏者やトロンボーン奏者が持ち替えて吹くこともあります。
ユーフォニアムより楽器の管も細く、ベルも細身で小ぶりなため、ユーフォニウムに比べて明るい音色になります。
アメリカではベルとピストンが前を向いているユーフォニアムが普及していたため、現在のユーフォニアムと区別するためにバリトンと呼ぶ場合があります。
また、ドイツなどのヨーロッパではロータリー式の楽器も多く使われます。
日本では英国式金管バンドやバリチューバアンサンブルで主に使われます。 -
ユーフォニアム:
バリトンと同じ音域のB♭管で、3本~4本ピストン式です。
日本、イギリス、アメリカなどで最も普及している、中低音を担当する楽器と言えます。
トロンボーン奏者が持ち替えて吹くこともあります。
20世紀前半のイギリスで現在の形状に落ち着いたと言われており、大きく3本ピストンタイプ、4本ピストンタイプ、コンペンセイティングシステム(音程補正機能)付4ピストンタイプの3種があります。
日本では小学校の金管バンド、吹奏楽で主に使われ、オーケストラでも楽譜に指定があった場合(テナーホルン指定含む)には、ソロ楽器として使用されます。
現在の吹奏楽では4本ピストンタイプ、コンペンセイティングシステム付4ピストンタイプが多く使われています。




